腰痛の運動療法



腰痛と運動療法の効果について

腰痛体操などの運動療法は研究が進んでおり、その効果が日本でもアメリカでも高いことが報告されています。

 

薬物療法との比較

ものすごく腰に激痛が走る場合や重度の椎間板ヘルニアでない患者を8週間に渡って、薬物投与のみのグループと運動療法のみのグループにわけて実験をした場合、運動療法のグループのほうが腰痛の改善がよかったという報告があります。無作為にグループ分けをして何回実験をおこなっても同じ結果になるそうです。

 

腰痛の運動効果

多くの場合、腰痛は腰まわりの筋力の低下が原因で起こる症状なので、薬で痛みを抑えるなどの方法より適度な運動をして腰まわりの筋肉をこれ以上衰えないようにする、あるいは、筋力をつけることに専念したほうが回復しやすくなります。

 

運動療法のカギ

運動療法のカギは継続にあります。
継続をしようと思うとまず自分の体力や生活に応じた運動をえらぶ必要があります。

 

ウオーキングは非常に腰痛対策にいい運動ですが、近所に幹線道路が走っていて歩いているとうるさくて危険であるなどの場合、ウオーキングを毎日おこなうのは苦痛以外のなにものでもなく、継続性に欠けます。
また近所が暗くて防犯上危険な場合も、おちおち歩いていられないでしょうから、ちょっとウオーキングを続けるのは困難でしょう。

 

運動は続けないと、もとの筋力にすぐに戻ります。運動によって筋肉が得ることができることは、筋力自体の向上と筋肉の柔軟性です。どちらも、運動をやめた時点で元に戻るか悪化します。

 

運動と言うけれど

運動と言うけれど、筋トレとかストレッチだけでもじゅうぶんに腰痛対策にはなるものです。
近所にスポーツ施設もなく近所の環境も良くない場合は、家の中で地味にストレッチなどの運動をしましょう。まずは続けることができるような娯楽性を運動にとりいれるべきでしょう。

 

一時期、任天堂のゲームソフトで体を動かす系のゲームが流行りましたが、ああいうのは本当は継続性があって腰痛対策にはいいものです。家の中でのウオーキングマシーンも、そう悪くはないものです。
外を歩くと道路の凹凸を足の裏が感じて、意識しないあいだに腰や骨盤に非常にいい刺激が行き渡るものですが、外を歩くのに不都合を感じるようであればウオーキングマシーンで代用するほかありません。
ウオーキングマシーンは長時間やっていたら飽きるのでテレビを見ながら歩くとか音楽を聞きながら歩くなど、とにかく「楽しい!」と思える工夫をしましょう。継続以外に腰痛対策の良薬はないのですから。

 

 

腰痛は運動療法で治そう!関連ページ

保存的治療
重度のヘルニアになってしまうと最終的には手術することを勧められるかもしれませんが、そうでない場合は保存的治療で腰痛を治そうとします。保存的治療とはどのようなものか、 このページでご紹介します。
病院で治療する
腰痛になって病院に行くなら、確実に治療を施して欲しいものです。そのためにも自分がどのような腰痛で悩んでいるのか、一度自分の腰痛の症状と向き合ってみましょう。
温める・引っ張る
腰痛になったら患部は温めるもの?冷やすもの?安静にしておくもの?マッサージさせるもの?そんな疑問をお持ちの方はこちらをご覧ください。