腰痛と年齢



腰痛と年齢

腰痛と言えばおじいちゃん、おばあちゃんのことと思いがちですが実際には20代でも30代でも50代でもほぼ同じ発症率です。60歳を過ぎると多少、発症率はあがりますがご高齢の人だけが腰痛で苦しんでいるわけではありません。

 

そもそも人は二足歩行をするようになって以来、ずっと腰痛に苦しめられてきました。二足歩行をすることで大きな頭を手に入れることができましたが、その代償として肩コリと腰痛がついてまわっているのです。

 

子どもの頃

子どもの体はすごくやわらかくて柔軟性があります。また筋肉の劣化などと無縁です。
子どもは毎日骨が強くなって筋肉が強くなっているので腰痛が発症することはほとんどありません。
よって、子どもの腰痛は日常生活のささいな動作に気をつけたらすむというものではなく、ちょっとむずかしい病気であることが多いようです。腰椎分離症や隅角解離など、専門家を訪ねないとわからない症状です。

 

思春期の頃

思春期の女性に側彎症(そくわんしょう)が見られることがあります。
背骨が左右のいずれかに曲がる病気です。体を正面から見ると「右の腰だけけっこうくびれている」といった見た目になります。側彎症はその原因や治療法が100%わかっている病気ではありませんが、多くの場合は第二次性徴が終わると側彎症の進行もストップして痛みもなく日常生活に大きな支障もなく暮らせるようです。重度の側彎症は専門のドクターの指導が必要となります。

 

また側彎症でなくとも若いからといって無理な運動をしたら腰痛はやってきます。
高校時代にバスケットボールをしていたから大人になっても腰が痛いとか、そういう人はたくさんいます。甲子園に行こうと思って無理に練習をしたら腰と膝が痛くなったとか……。気をつけましょう。

 

20代

20歳を過ぎると背骨の老化ははじまります。
無理な運動や無理な姿勢をすると腰痛はやってきますが若いので2〜3日もすればどうにか激しい腰痛はおさまってくれて普通に暮らせます。

30代40代

今の30代40代ははっとするくらい美しかったり、若々しかったりするので骨の年齢と見た目の年齢のギャップが大きく、つい無理をしてしまいますが、腰は加齢とともに老化しています。

 

「立っているのが少ししんどいな」そう思った時点で腰をいたわるようにしましょう。
腹筋も背筋も弱くなっているのです。いつぎっくり腰になっても、いつ椎間板ヘルニアが発症してもおかしくない年齢です。

 

高齢期

上体を支える骨盤も調子が悪くなってきて、それにともなって背骨の調子も狂い始めます。椎間板もすり減っています。背骨は椎間板を含めて小さなパーツが規則正しく配列されてできていますが、小さなパーツが1つでも擦り減ったり欠けたりすると背骨全体のバランスが狂ってきます。

 

女性の高齢者に多いのが骨粗しょう症です。
骨が持つカルシウムの量が減ってきて骨がすかすかになる病気です。
骨粗しょう症の原因と治療法も100%わかっているわけではありませんが、若い頃から適度に運動をしたりカルシウムをちゃんと摂っていると予防できるのではないかという専門家がたくさんいます。

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