腰痛とストレスの関係



ストレス性の腰痛について

精神的なストレスや仕事への満足度の低下といった心理的要因・社会的要因が腰痛の原因であることが、最近の研究で明らかになっています。

 

以前は1日4時間以上の「中腰や前かがみの姿勢」「腰をひねる動作」「狭くて窮屈な場所での連続勤務」「休憩場所の環境が悪い」などの作業系の原因が腰痛を発症させ、治りにくくされていると言われていましたが、このほかに心理的・社会的要因が追加されたのです。

 

腰痛とストレスについて

ストレスを受けると全身の血流は悪くなります。腰のまわりの筋肉も新鮮な血液を得ることができずに、知らず知らずのうちに腰まわりの筋肉が低下していきます。

 

また、ストレスを受けると骨盤の位置がずれます。骨盤がずれると背骨もずれます。骨盤や背骨を守っている「天然のコルセット」と言われる筋肉の位置もずれます。それにともなって内臓の位置もずれます。筋肉や骨が内臓の重さを支えているのです。

 

要するにストレスによって体内のすべてのものがずれます。よって自律神経のバランスが乱れます。女性であれば骨盤がずれることで女性ホルモンの分泌のバランスが悪くなって、腰痛や冷え症、生理不順になります。血流と骨盤の位置を正しいものにして腰痛を防ごうと思えば、ストレスを溜めこまない生活をする必要があります。

 

腰痛とストレスチェック

(1)「働きがい」が低い
安定したお給料をもらおうと思えば、多少働きがいを犠牲にしてでも毎日決まった時間に会社に行き、決められた仕事をする必要があります。
そういうことができる人が「社会性のある人」と呼ばれるわけですが、体は働きがいが低いことをより早く察知しています。ストレスも溜まれば腰痛にもなります。

 

(2)仕事のコントロール度が低い
仕事は社会的なものである以上、100%自分のペースでできるものではありません。
しかし、あまりにも相手に合わせてばかりで「自己コントロール」ができない状況に置かれると腰痛は悪化します。同じ仕事をしていても、仕事をコントロールしている部長は血色のいい肌をして腰痛知らずなのに対し、係長や課長は部長に振り回されて年中腰痛持ちである…といったことになります。

 

(3)仕事の適性度が低い
安定を求めて仕事にありついたとしても、その仕事が自分にあっていないとストレスは倍増、3倍増し、4倍増しになります。仕事の適性度は長年仕事をやっていくなかで自分が仕事に慣れるようにするというのが、なにかと大人的対応であると言われていますが、向いてないものは向いていないと一刀両断で片づけることもできます。

 

(4)ウツっぽい
活気のない考え方、不安感が強い、イライラ感が強い…こういう心理的不安定な状態はすべて腰痛を発症させやすくします。

 

具体的な対策は自分がなにをしている時が一番覇気があるのかを知るということに尽きるのではないでしょうか。

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腰痛と年齢の関係
腰痛は年齢によって原因が変わってきます。腰痛は老化からくるものだけではないのです。
若い人の腰痛にはまた別の理由があります。
どのような原因があるのか見ていきましょう。