コルセットで腰痛を緩和



コルセットの正しいつけ方

腰痛の治療で使われるコルセットや腰痛ベルトには3つのはたらきがあります。

 

コルセットの役割

姿勢の制御

腰を固定することで無理な姿勢になることを抑えてくれます。
お腹が出ている人はお腹が重たいので背骨を反る姿勢になりがちです。また筋力が低下している人は前かがみになりがちです。太っていなくても背骨が反りすぎの人はたくさんいます。

 

お尻の位置を気にしている女性は特に正しい背骨になっていません。
やたらと骨盤が前につきだしているような状態が「ふつう」であると思っていたり、やたらお尻を突き出している姿勢を「ふつう」であると勘違いしています。姿勢は長年のクセが出るのでコルセットを巻くことで骨盤に正しい位置を覚え込ませます。

 

保温効果

ストレスをたくさん抱えている人や頭を使う仕事をしている人の多くはお腹が冷えています。血液が脳にたくさん巡っていて、お腹にこないのです。

 

お腹が冷えると腰も冷えます。コルセットは腹巻ではありませんが、1枚物を巻くだけで腰は温まります。腰をあたためることで腰まわりの筋肉の緊張を緩和させるはたらきがコルセットにはあります。

 

腹腔圧の上昇効果

腹腔とは胃や腸、肝臓などを納めている上半身の空間のことです。
重たいものを持ちあげる時に、この腹腔圧が上昇して体全体を支えてくれます。圧を出しやすくして腰や腰椎の負担を軽くする効果がコルセットにはあります。

 

コルセットの正しいつけ方とは?

胃を圧迫させない

コルセットで胃を圧迫させると腰のあたり全体に均等な筋肉の動きができなくなります。そういう状態が腰痛を招きます。
ウエストサイズの小さいスカートを履くために(美容的な目的のために)コルセットをつけるわけではないので、胃を圧迫させるような装着方法はやめましょう。胸から下のわりと上目の位置にコルセットをつけても腰を保護してくれません。

 

骨盤を意識してつける

コルセットは骨盤を保護するようにつけるものです。骨盤とはいくつかの骨があつまっている骨の総称ですが、その骨のバランスがすごく大切なのです。
仙骨がずれただけで腰痛はやってきます。そして腰痛が治りにくくなります。

 

コツセットは「骨盤に正しい位置を教え込むもの」という言いかたは大げさですが、骨盤を保護するようにコルセットを使用するのが一番いいのです。

 

コルセットに頼りすぎない

コルセットに頼りすぎていたら、腰まわりの筋力がとたんに低下します。
コルセットはあくまでも補助的なものであることを忘れないようにしましょう。筋肉こそが天然のコルセットとなって骨盤を正しい位置に戻したり、腰痛を予防したりしてくれます。

 

運動やストレッチをして、いつまでも若々しい腰まわりの筋肉を維持することが大切です。