腰痛を治す安静時の注意点



過度の安静は腰痛を悪化させる?

ぎっくり腰になるとたいていの医者は絶対安静を強要します。それで痛みは治まり1〜2週間すると何事もなかったかのように動き回れます。しっかりと動きましょう。

 

安静によって起こる症状とは

腰痛を起こして絶対安静にするのは常識になっていますが、4〜5日して痛みが緩和されたら多少、体を動かすようにしましょう。
筋肉の委縮や心肺機能の低下などの症状が起こりやすくなります。
多少の腰痛があってもコルセットをして近所をぶらぶらと散歩をするとか、近所のプールに行ってぼちぼち水中ウオーキングをするなど、かるく体を動かしたほうがいいのです。
そもそも脚の筋力が下がると腰痛以外のさまざまな疾患がやってきます。脚の筋力だけは絶対に低下させるべきではないのです。

 

再発の不安をどうとらえるか

痛みの程度と痛みの感じ方は人それぞれで、絶対的な正解はありません。
よって、どうしても痛みが気になるのであればお医者さんに相談しながら運動量を増やしましょうとしか言えませんが、お医者さんに相談するほどでもない場合は、積極的に軽い運動をしましょう。

 

再発の不安は多くの腰痛持ちの人が抱える気持ちでありますが、不安は安静状態を生みだし、安静状態は運動不足を引き起こします。
腰痛はそれが重度の椎間板ヘルニアなどでない限り、腰まわりの筋肉を強化してあげる必要があるのです。
腰まわりの筋力は天然のコルセットです。背骨や骨盤を守るには筋力がないと無理。痛みが再発するのをずっと恐れていたら、ますます筋力が低下して痛みが再発することになります。

 

腰痛は再発するものだという自覚を持ちましょう

腰痛を経験した人は腰痛未経験者に比べて約5倍の再発率があると言われています。
しかし、だからと言って症状が悪化するとか長期間腰痛に悩まされるということでもありません。
本来的には、腰痛は二足歩行をしている限りみんなが発症する可能性を持っているもので、人類が死ぬまで悩まされるもの=腰痛です。

 

つまり、人は腰痛と仲良く共存しながら生きていくことが求められているのです。
一度腰痛になると、運動をするのが怖くなると思いますが、過度に怖がらずに「いかに腰痛と仲良く暮らすか」を考える必要があります。
毎日決まった時間歩くとか、週に2回は近所のプールに行って水中ウオーキングをするなど、楽しい腰痛対策を考えましょう。

 

すべての病気に言えることですが、人は加齢にともなってかならず体のどこかが悪くなります。悪くなると完治させようとして焦りますが、加齢による老化現象と仲良く共存することを発想の根本に置いてあげると、わりと焦らず暗い気持ちにならずに済みます。気持ちがふさぎこむと腰痛でも痛風でもすべての症状は治りにくくなるのです。